OpenSeaの手数料とは?ガス代やその他の費用を解説

多彩なNFTアイテムに加えて、世界最大規模のユーザー数を誇るOpenSeaは、初心者はもちろんベテラン投資家にとっても利便性の高いマーケットプレイスです。

一方、購入あるいは販売を行うには数千円程度にもなるガス代が徴収されることをご存じでしょうか。本記事ではOpenSeaのガス代やその他に発生する費用を解説するため、是非参考にして下さい。

NFT取引で発生するガス代とは?

ここではまず、NFTを取引する上で欠かせない要素であるガス代について解説していきます。ブロックチェーンの仕組みにも関わるため、今後長期的な運用を目指している方は是非参考にして下さい。

ブロックチェーンの仕組み

ブロックチェーンとは、デバイス同士がサーバーを介さずにデータを直接やり取りするP2P(Pear-to-Pear)という基盤システムを利用して構築された管理台帳であり、世界中に存在する全てのユーザーが取引内容の管理、維持、運営を行える次世代のシステムです。

また、一見すると「誰でも改ざんができる」ようにも思えますが、裏を返せば膨大な数の監視者が不正を見張っている環境でもあるため、全体的に高水準なセキュリティを実現しているといえるでしょう。

そして、仮想通貨での送金、決済はもちろん、NFTの売買を行う際は前回のトランザクションと紐づけて新たなブロックを生成する仕組み(通称:マイニング)となっており、その工程自体がブロックチェーンという名称の由来とされています。

ガス代は取引を処理してもらう手数料

仮想通貨やNFTを取引するにはブロックチェーン上に新たなブロックを生成するマイニングが必要であり、それらを全てマイナーという作業者によって日々行われています。

ただし、当然無償というわけではなく、作業の対価としてガスリミット(通称:ガス代)を支払わなくてはなりません。

そのため、ガス代は言わば自身の取引をブロックチェーンで処理してもらうための手数料であり、特にNFT発行のプラットフォームに採用されているイーサリアムブロックチェーンにおいては、現状必要不可欠とされています。

ガス代の価格が決定する背景

マイナーに対しての手数料であるガス代は、作業量や市場全体の取引件数によって価格が変動する特徴を持っています。そのため、容量の大きい3Dアート等は処理する情報が多いことから割高となる可能性が高く、取引完了に要する時間も長くなる傾向です。

また、ユーザーが増える休日等は自身の取引をいち早く処理してもらうために、ガス代の金額を上げて優先度を高めるケースがあることから、よりコストを軽減するにはなるべく平日の閑散としているタイミングを狙うのがおすすめといえるでしょう。

市場全体でガス代が高騰している

現在NFT市場は右肩上がりにユーザーが増えており、様々な業界で活用され始めていることも相まって、全体的な取引件数も増加傾向となっています。

そのため、マイナーの作業量も膨大な水準に達していることから、慢性的にガス代が高騰している状態といえるでしょう。ただし、そういった問題はNFTの需要減退に繋がる可能性が高いため、マーケットプレイスの運営企業にとっても改善すべき事象とされており、ガス代削減、あるいはゼロ化に向けて対策が検討されています。

ガス代の目安を知るには

ガス代は市場の取引量によって変動する性質をもっており、一回あたり数千円にも昇ることから、ユーザーにとっては利益に直結するセンシティブな要素といえるでしょう。そこでおすすめなのが以下2つの無料サイトであり、現状の平均相場を簡単に知ることが可能となっています。

ガス代は自身で設定することができるため、これらを活用して利益率を最大限に高めていきましょう。

OpenSeaで手数料が発生するタイミングとは

ここからは、OpenSeaで手数料が発生するタイミングを見ていきましょう。それぞれ決して安くはない金額であるため、事前に把握して効率的に運用して下さい。

NFTアイテム出品時

OpenSeaではNFTアイテムを出品する際にガス代が発生するため、先ほど解説した無料サイトを活用してあらかじめ把握しておくのがおすすめです。

一方、自身のアイテムをNFT化する場合は無料であるため、両者を混同しないように注意して下さい。

NFTアイテム購入時

NFTアイテムを購入する際もガス代が必要となりますが、一般的な目安は1,976円程度と販売時より安価な水準に収まっています。

ただし、こちらも取引するデータ容量や混雑具合によって変動する特徴があることから、事前に平均相場を調べておくようにしましょう。

クリエイターアカウント開設時

OpenSeaはNFTアイテムを出品するためにクリエイターアカウントを開設する必要があり、その際0.06ETH(約12,000円)の手数料を支払わなくてはなりません。

そのため、オンラインウォレットに必要分のイーサリアムが格納されていなければ、手順を進めることができず、その後しっかり利益で回収していけるかも試算しておいた方が良いでしょう。

出品時の手数料

OpenSeaで販売を行うには、ガス代とは別に課される手数料についても把握しておく必要があります。具体的な金額は販売価格の2.5%に規定されていることから、しっかり利益が残せるように設定しましょう。

一方、OpenSeaの手数料は初心者にとって分かりにくい場合もあるため、そういった場合は以下の一覧を参考にして下さい。

項目 出品時 購入時
ガス代 取引量に応じて変動
約5,000円程度
取引量に応じて変動
約2,000円程度
アカウント発行手数料 0.06ETH

約12,000円

不要
取引手数料 販売価格2.5% 不要

OpenSeaを利用するメリットを知る

ここからは、OpenSeaを利用するメリットについて見ていきましょう。一見するとコストの負担が大きいイメージもありますが、他のマーケットプレイスとは一線を画したスペックは十分に利用する価値があります。

アクティブユーザー数100万人以上

OpenSeaの取引規模は世界トップクラスとなっており、1日の平均取引額は約8億円、最高額に関しては15億円を超えるほどです。

また、アクティブユーザー数も100万人以上であることから、クリエイターと購入者双方にとってチャンスの多いマーケットプレイスといえるでしょう。

そして、これまでも多数の著名人が希少価値の高いアイテムをリリースしているため、今後も高額取引が行われるプラットフォームとして活用されていく期待が持てます。

多彩なNFTアイテムカテゴリー

OpenSeaは多彩なNFTアイテムカテゴリーを取り扱っているポイントも魅力であり、イラストやツイートに特化したマーケットプレイスもある一方、以下の通り豊富な種類が揃っています。

カテゴリー 内容
NFTアート 写真やVRアート、イラスト等
ドメイン名 ブロックチェーンで利用するドメインネーム
バーチャルワールド ブロックチェーンゲーム等で利用できるNFTアイテム
音楽 音楽が記録されたファイル
トレーディングカード スポーツ選手やキャラクターのカード
グッズ コレクタブルアイテム
スポーツ スポーツ関連のアイテム
ユーティリティ ブロックチェーンコミュニティのアクセス権利

また、このメリットは当然クリエイターにとっても同様であるため、どのマーケットプレイスを利用するか迷っている方はまずOpenSeaを利用するのがおすすめといえるでしょう。

関連記事: OpenSeaとは? 最大規模のNFTマーケットプレイスの使い方を解説

OpenSeaはガス代排除に向けて取り組んでいる

OpenSeaのガス代は数千円程度にもなることから、業界全体における大きな問題として取り上げられてきました。

しかし、そういった状況を受けて現在はガス代の発生しないブロックチェーンが検討されているため、これまでよりコストが軽減できるようになる可能性は高いといえるでしょう。

また、もし実現すれば取引規模が更に拡大する期待も持てるため、今後の情報アップデートを漏らさずチェックしていくのがおすすめです。

まとめ

一見するとコストの負担が大きいイメージのあるOpenSeaですが、アクティブユーザー数やアイテムカテゴリーの豊富さは他のマーケットプレイスにはない魅力であり、購入者とクリエイター双方が享受できるメリットともいえるでしょう。

また、高騰しているガス代に関しても今後排除する方向性であることから、従来の利便性はそのままに、より利益率を高めて利用できる可能性が高くなっています。

したがって、中長期的に運用している方はもちろん、これまでNFTの経験がない初心者にとってもOpenSeaはおすすめであるため、是非本記事を参考に利用してみて下さい。

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