NFTバブルの理由とは? NFTの有用性や今後の展望について解説

NFTは2021年より急速に市場が活発化しており、それまで資産価値が低かったデジタルコンテンツが数千万円で取引されることも珍しくありません。

一方、なぜそんな高値がつくのか、というポイントはNFTを検討する方の多くが感じる疑問であり、効果的な投資のためにはしっかり押さえておいて方が良いでしょう。

そこで本記事では、今や莫大な規模を誇るNFTバブルの理由や今後の更なる展望について解説していきます。

NFTの軌跡を振り返る

ここではまず、NFTの軌跡を振り返っていきましょう。

最初はブロックチェーンゲームに始まり、そしてトレーディングカードという新しいステージに突入し、バブルの象徴では原点であるアート分野において記録的な金額が動いています。

2017年:最初のヒット Crypto Kitties

NFTの最初のヒットとして挙げられるのが、2017年11月にリリースされた「Crypto Kitties」です。

当時はまだ市場に浸透していなかったブロックチェーンゲームでしたが、NFTで構築された仮想の猫を育成して売却することで、現実のお金を得られるという革新的な仕組みは、発表からわずかな時間で大きな注目を集めました。

そして、年齢や血統によってゲーム内の希少価値が高まった仮想猫は、1,000万円以上で売却されることも珍しくはなく、その高額取引は更に多くのユーザーの流入を作りだすきっかけになっています。

また、全体的な売上はリリースからわずか半年足らずで約19億円にも達しており、ゲーム自体の知名度はもちろん、当時まだ真新しかったNFTの有用性に市場全体が気付き始めたきっかけにもなっています。

2020年:バブルの兆候 NBA Top Shot

2020年10月にリリースされた「NBA Top Shot」は、バスケットボールのスター選手達のプレイ動画をトレーディングカードとして取引できるサービスであり、希少価値の高いカードは2,000万円以上の高値で取引されています。

そしてその需要は取引開始から半年の時点で「昨年度の市場全体」の売上を超えてしまうほどの目覚ましい発展を遂げ、現在はNFT全流通シェアの3~4割を締めています。

一方、初心者に特に注目してほしいのは売上だけでなく、先ほどの「Crypto Kitties」と「NBA Top Shot」は、Dapper Labsという1つの企業が仕掛けたプロジェクトというポイントであり、NFT最初のヒットと兆候、この2つをメイクした企業の動向は、今後も注目するべき要素といえるでしょう。

関連記事: NFTの成功事例!! NBAトレーディングカードNBA Top Shotとは!?

2021年:バブルの象徴 beeple

2021年3月にオークションハウスで出品されたbeepleの「Everydays-The First 5000 Days」は、75億円というNFT市場最高額となる金額で落札され、それまで比較的無名だった作者を一瞬で世界的な有名アーティストにまで押し上げました。

この出来事はまさにNFTバブルの象徴であり、デジタルアートが現実の絵画さながらの価値を持つようになったことを証明した瞬間でもあります。

関連記事: beepleとは? NFT市場最高額で落札されたデジタルアートを紹介

NFTバブルの理由とは?

ここからは、NFTバブルの理由について考察していきましょう。Google Trendを見てもNFTの注目度が高く、市場での取引も増加しているのが現状です。

参照元: Google Trend

現在の市場で巨額の資金が動いている背景を知り、投資に役立てて下さい。

ビットコインの高騰

2021年4月、それまでは個人投資家メインだったビットコイン相場に機関投資家や大手企業が本格参入したことで価格が高騰、一時は1BTCあたり600万円にまで達しました。

そして、ビットコインで大きな資産を形成した投資家達が、次のターゲットに定めたのがNFTであり、丁度その頃には「NBA Top Shot」の売上がピークを迎えていた時期とも重なっています。

NFTの登場によって拡大するビジネスモデル

NFTが持つ機能は様々な分野で有用性が高く、従来のビジネスモデルに大きな変革を与えています。

たとえばイラスト分野はNFTマーケットプレイスの登場で新たな販路を獲得し、ファッション業界はバーチャルスニーカーやドレスといったアイテムをNFTとしてリリースしました。

そして、出版業界に至っては電子書籍をNFT化して中古本として流通させる実証実験に踏み切っており、それまでは実現できなかったステージを目指しています。

今だから誰でも儲けられる

NFTバブルは既に加熱しきっているように思う方もいるかもしれませんが、その考えはまだ時期尚早といえるでしょう。

過去、個人や企業が株式のように資金調達できる仮想通貨のICO(Initial Coin Offering)というサービスが登場した際も、同じく巨額の資金が動きブームとなりました。

しかし、法が厳格に整備されたことで利潤を得られる団体が金融機関に限られてしまい、需要が減退、資金の流入は当然なりを潜めました。

一方、NFTはまだ法規制が定まっておらず、企業、個人や肩書等何一つ関係なく先見性と資金さえあれば誰でも資産形成のチャンスを掴むことが可能であり、そのメリットこそがバブルを形成している要素の1つとなっています。

法規制と技術的利点のバランスが今後の課題に

NFTは技術の拡大が異様なスピードであることから、法的な規制が追い付いていない状態になっています。

したがって、投資家の保護、マネーロンダリング、著作権問題、自作自演による価格吊り上げ等に対する今後の法規制の在り方は、需要を大きく左右する鍵となるでしょう。

規制が厳格過ぎればユーザーの減少に繋がり、これまでのリベラルな運用が損なわれてしましまうため、今後の動向に関しては逃さず確認する必要があります。

まとめ:一過性のバブルから堅実な世界経済の基盤技術に

NFT市場は現在、過熱感が強いバブルを形成しており「いつはじけるか」というポイントに注目が集まっています。

しかし、NFTに携わる企業はそういった不安定な現状を受けて、経済全体に活用できる堅実な基盤技術にシフトさせる取り組みを始めており、日々様々な実証実験が行われています。

したがって、これまで以上に革新的なサービスが誕生する可能性はまだ十分に秘めているため、NFTへのチャレンジは今からでも全く遅くないといえるでしょう。

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