エンジンコイン(ENJ)の送金時間は?特徴や遅い時の対処法を解説

エンジンコインは近年話題のアルトコインですが、取引している上で送金時間が遅い点が気になる方もいるでしょう。本記事ではエンジンコインの基本的な仕組みから、送金時間が遅くなってしまう理由について解説します。

全体的なスペックは大変高水準であるため、効率的な利用のためにより理解を深めていきましょう。

エンジンコイン

エンジンコインとは

ここではエンジンコインの概要と特徴を解説していきます。現在大変注目を集めている技術であるため、きちんと押さえておきましょう。

エンジンコインとは

エンジンコインは現在多くのユーザーから投資対象に採用されているアルトコインの1つであり、シンガポールのエンジン社によって発行されています。リリースされたのは2017年、取引所におけるシンボルはENJに設定されており、開発環境はエンジンプラットフォームです。

そして、エンジンプラットフォームではスマートコントラクトや仮想通貨の送金決済はもちろん、ゲーム開発にNFTの構築も可能であることから、多くのユーザーによって活用されるに至っています。また、エンジンコインはメルトという機能を備えているため、ゲームや売買で得たNFTを換金して元に戻すこともできるのです。

そんなユーザビリティの高い環境であるエンジンプラットフォームは単なるブロックチェーンゲームの開発のみならず、オンラインゲームのアップデートにも採用されており、世界的な人気を誇るマインクラフトを始め、現在のタイトルは30種類以上にも及んでいます。

エンジンコインの特徴

エンジンコインの特徴としてまず挙げられるのは、マインクラフトでお馴染みのMicrosoftや、サムスンといったビッグネームとの業務提携が挙げられるでしょう。ブロックチェーンの機能を備えたエンジンクラフトや、サムスンが開発・販売しているデバイスにエンジンコイン対応のウォレットを搭載するに至っています。

また、一見するとあまり国内での認知度が高くないようにも思われますが、エンジンプラットフォームのユーザーは既に世界2000万人以上となっており、エンジンコイン500万枚分の価値があるアイテムが日々取引されているのです。そして、エンジンプラットフォームはゲームの開発環境である上に、NFTにも対応していることから、短期で利益を狙う投機的な投資ではなく、技術的価値を見込んだ企業による資本提供等の動きもあり、今後もさらなる発展が期待できるでしょう。

エンジンプラットフォーム

エンジンプラットフォームがゲーム開発やNFTの発行に特化していることについては先ほど触れた通りですが、それだけでは十分な有用性を理解できているとはいえないでしょう。というのも、従来の開発環境は特殊な知見やスキルを持ったエンジニアが必要不可欠でしたが、エンジンプラットフォームはそういったハードルの高さを解消した技術なのです。

すなわち、これまで仮想通貨に触れたことがない方でも、一般的なITリテラシーを保有していれば誰でも活用できる利便性を備えています。結果として、エンジン社が世に送り出した2つの要素はNFT市場、ゲーム業界、仮想通貨市場の3種における新規ユーザー層の拡大に貢献したといえるでしょう。

取引と送金時間のラグ

送金時間 ラグ

ここからは、エンジンコインを始めとする仮想通貨取引において、頻繁に問題提起されている送金時間のラグを解説していきます。スケーラビリティやハードフォークといったブロックチェーンの基本知識にも関わるため、初心者はきちんと押さえておきましょう。

スケーラビリティ問題

仮想通貨を取引している際、送金がいつまでも終了せず、何日もかかってしまうといった経験をした方も多いのではないでしょうか。実はこの状況こそが現在問題提起されているスケーラビリティであり、ブロックチェーンの処理能力を超えるほどの取引量に起因する遅延障害なのです。

ここでは、より理解を深めるためにブロックチェーンでどういった動きが展開されているのかを整理しておきましょう。基本的にブロックチェーンは仮想通貨やNFTの取引が行われる度に「トランザクション」をブロックとして生成します。

具体的な流れとしては、マイナーと呼ばれる作業者達(企業やエンジニア等)が現在と直前の取引を暗号化してナンスという解を導きだし、ブロックチェーン毎に定められた承認プロセス(コンセンサスアルゴリズム)に従って、1つの数値が採用されるのです。そして、市場に溢れる膨大な取引量の1つずつに対して、すべからくこういった手順が取られているということになります。

実際のところ、ビットコインが開発された当初は素早い送金が確実に行えるように構想されていましたが、現状の需要はそんな予想を良くも悪くも大幅に覆す規模といえるでしょう。そのため、先ほど触れた処理が徐々に追いつかなくなるのは必然でもあり、結果として送金遅延という事象に発展しているのです。

参考までに、エンジンコインの処理スピードはビットコインやイーサリアムといった先発組のスペックを大きく凌駕しているため、「それでも遅延が起こる」ほどの人気があると捉えることもできます。

ハードフォークというソリューション

仮想通貨市場において度々取り沙汰されているスケーラビリティ問題ですが、完全にデメリットしかないわけではありません。実は、これまで仮想通貨は機能を改善するための「ハードフォーク」を繰り返しており、新たな銘柄の誕生にも繋がっているのです。

NFTからブロックチェーンを知った方には馴染みのないワードかもしれませんので、より理解を深めるためにハードフォークに関しても押さえておきましょう。そもそもブロックチェーンとは、LINEやSkypeにも採用されているP2P(Peer to Peer)という通信技術をベースに構築されており、接続している全ての端末が管理・運営・開発できる仕組みとなります。

したがって、エンジンコインのように固有の企業が発行している銘柄を除く仮想通貨は、基本的に大勢のユーザーによって運営されていることから、機能改善等を目指した議決権、提案といったアクションを起こすことができるのです。ただ、実際に決議を取る際には多数決が用いられるケースがほとんどですが、人間たるものどうしても譲れない場面はあるでしょう。

それがブロックチェーンというステージで行使されると、異なる意見を持ったコミュニティによる仮想通貨の分裂、すなわちハードフォークという特殊な事象が発生します。しかしながら、仲間割れのようにも見えるハードフォークは必ずしも悲観的な現象ではなく、古くはビットコインキャッシュのように従来から格段に改善されたトークンが誕生したケースがほとんどです。

送金時間が早くても問題がある

ここまではスケーラビリティ問題にフォーカスしてきましたが、実は送金時間が短く完了までのラグがなければ良し、というわけではありません。先ほど触れた通り、ブロックチェーンの取引においては緻密な演算処理と暗号化処理が必要となり、取引所でも個々にセキュリティ上のチェックが行われています。

一方、取引開始から一瞬で完結するとなれば、そういった機密性の高い処理を簡易化、あるいは行われていない可能性があり、マネーロンダリングや課税逃れの温床になり得るリスクもでてくるでしょう。

送金時間を早くする方法

送金時間 早くする方法

送金時間が遅延する背景が理解できたところで、次は早くする方法について見ていきましょう。具体的な方法は3つ存在するため、是非参考にして下さい。

高い送金手数料を払う

送金時間を短縮するために最初に検討したいのは、手数料を多く払う方法です。実はブロック生成を行うマイナーは完全に無償で取り組んでいるわけではなく、ユーザーから支払われるガス代を報酬としています。

そして、ブロックチェーンでは「ガス代が高い取引を優先して良い」というある種のルールが存在していることから、ユーザーが自身の優先度を高めるための最も手早い選択肢に挙げられるでしょう。ただし、全てのプラットフォームでガス代が自由に設定できるわけではないため、アカウントを開設する段階で事前に確認しておくのがおすすめです。

仮想通貨を変更する

送金時間がネックになる場合は、投資する仮想通貨自体を変更するのもおすすめです。たとえば、ビットコインでは平均10分が待機時間となりますが、リップルは大幅に短縮された1分で済みます。

また、投資対象を1つに絞る必要性もないため、処理に時間がかかる銘柄と並行して購入するのもおすすめといえるでしょう。実際のところタイミングによっては数時間以上待たされるケースもあることから、時間を有効活用するためにも是非試してみて下さい。

送金時期を変更する

仮想通貨のスケーラビリティは市場全体の取引量によっても大きく左右されるため、送金時間を短縮したい場合はタイミングをずらしてみるのもおすすめです。往々にして、何時間も待たされるケースはアクティブユーザーが集中しがちな土日が多いことから、平日の日中等に変更してみると良いでしょう。

最終的な完了時間はその分遅くなってしまいますが、ストレスを抱えず確実に手早く取引を行いたい方は選択肢の1つとして覚えておいて下さい。

送金する時の注意点と対処法

送金時 注意点

ここからは送金する際の注意点と、送金時間が遅すぎる場合の対処法について見ていきましょう。仮想通貨は実際の資金が関わるため、スムーズに取引できなければ大きな不安に発展してしまいます。

そういった問題を自身で解決するためにも、是非参考にして下さい。

送付先のアドレスを間違えない

送付先のアドレスは仮想通貨を送金する上で最大限注意しておきたいポイントです。もし間違えてしまうと、正確に処理が行われないことは当然として、せっかく手に入れた仮想通貨の紛失にも繋がりかねません。

また、送金が完了せずに長時間待たされている場合は、存在しないアドレスを入力してしまっている可能性も考えらえるため、未然の防止策として以下3つを実践してみて下さい。

  • 手動で入力すること自体を避けて、最大限コピペで済ませるようにする
  • 一度最低限の金額で送金してみて、成功したら本格的な取引に移る
  • 取引所のラベル機能を用いて、自身が分かりやすいようにしておく

これらは非常にシンプルな施策である反面、入力ミス等のヒューマンエラーを防ぐには大変有効といえるでしょう。さらに、セルフでセカンドチェックを行えば確実性が増すため、銀行振込と同じように慎重かつ丁寧な手続きを心掛けてみて下さい。

送金が遅い時の対処法

送金遅延が数時間程度であれば比較的あり得るケースですが、2日に渡って完了しない場合は仮想通貨自体が消失してしまった等の大きな不安に繋がる可能性もあります。そういった場合は慌ててウォレットや取引ツールを操作するのではなく、以下の方法を試してみましょう。

  • 自身が開設している取引所のサポートセンターに連絡する
  • 取引を検索して状況を確認する
  • 引き続き待って様子を見る

一連の流れとしては、まず送金を経由した取引所に問合せて、送金詰まりが発生しているかどうかを確認します。次に、送金したアドレスをサイトで検索して、現状を把握してみて下さい。

その際、「未承認」と表示されている場合は待っていればいずれ正常に完了するため、落ち着いて様子を見ておきましょう。一方、全く知識のない初心者はこういった対処がスムーズに行えない場合もあることから、サポートセンターへの問合せ方法や検索サイト等を事前に把握しておくのがおすすめです。

まとめ

本記事ではエンジンコインの概要やプラットフォームの機能、送金遅延の仕組み等を解説してきました。エンジンコインは従来のトークンよりも遥かに処理能力が高くなっていますが、そういった優れたスペックを持ってしても送金に時間がかかるケースがあります。

そして、初心者にとっては大きな不安に繋がる可能性もあるため、本記事で解説したスケーラビリティの仕組みや送金時間を短縮する方法等を参考に、適切な対処をしていきましょう。

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