GMOインターネットグループはNFTマーケットプレイスβ版の運営を開始したと発表しました。
NFTマーケットプレイス「Adam by GMO」とは
NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」は、NFTを活用したコンテンツ流通革命の支援を目的に安全性の高いデジタルコンテンツの決済・流通を実現するNFT出品・購入プラットフォームです。
運営は、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の連結会社であるGMOアダム株式会社が行います。
NFTの購入はイーサリアムによる決済に加えて、口座振り込みやクレジットカード払いに対応しており、従来のNFTマーケットプレイスより便利となりました。
Adam byGMOで購入したNFTは、同マーケットプレイス内での二次販売が可能。二次販売による売り上げの一部は、NFTコンテンツの作者にロイヤリティとして還元されるよう設計されています。
36名の漫画家、イラストレーターの豪華作品が出品

GMOはβ版で立ち技格闘技のK1やYouTuber・ヒカルのコンテンツ、漫画家・イラストレーターの作品を含むデジタルコンテンツ1,192点の出品と販売を開始しました。
今後は漫画家の東村アキコ氏の作品の出品も予定されています。
K1プロデューサーの中村拓巳氏は「我々は2014年の11月にK-1実行委員会を組織し、新しいK-1を運営するなかで、新しいトレンドや技術・テクノロジーを取り入れてやってきました。今回『Adam byGMO』のNFT事業にコンテンツ提供することとなり、NFTを通じてK-1の新たな魅力を伝え、より多くの人にK-1を楽しんでもらいたいと思います」とコメントしました。
漫画表紙カラーイラスト、メイキング動画などを出品予定の東村アキコ氏は「この歳になって絵を描くことがどんどん楽しくなってきました。私は漫画の世界ではあくまでも漫画家ですが、このプロジェクトではアーティストの気分になっていろんな絵を描いてみようと思っております!」と話しました。
GMOは今後、一般のアーティスト作品などの幅広いコンテンツを出品できるマーケットプレイスの正式版の開発作業を進めていきます。
外部のマーケットプレイスで購入したNFTをAdam byGMOに入庫できる機能も整備し、英語と中国語でも対応できるプラットフォームにしていく方針です。