株式会社ドキドキは、今夏のオーディオメタバース発表時から進めていたNFTアートプロジェクトを開始しました。
第1弾として「Crypto Fuzzy」を発表。今後もクリエイターやアーティストとのNFTアートコラボレーションが順次、公開される予定です。
Crypto Fuzzyとは

Crypto Fuzzyでは、オーディオメタバース空間内でユーザーが未確認生物(UMA)との交流ができます。
オーディオメタバースでは世界全体がキューブ状に分割。Crypto Fuzzyをキューブ内に放つと、その空間を自由に動き回るのです。
Crypto Fuzzyを間近で観察できるほか、NFTとして購入して飼い主となり、必要なときに世話をして一緒に好きなだけ時間を過ごすこともできます。
本プロジェクトは株式会社ドキドキとアーティストの早川大地さんによるNFTアートユニット「CLASS」によって企画開発されました。
Crypto Fuzzyは第1弾プロジェクトとして11月中旬からNFTマーケットプレイスなどで販売される予定です。
NFTの市場規模はすでに1兆円超。日々成長中ですが、ほとんどのNFTは双方向性や様々な変化を伴うダイナミズムに欠けているのが現状です。
そこで、ドキドキはオーディオメタバースで双方向のやりとりができ、コレクター心をくすぐる仮想生命体として、このNFTアートを企画制作したそうです。
それぞれのCrypto Fuzzyは独自に生成された鳴き声で個性的キャラクターを表現しています。
これらのキャラクターはメタバース内で移動したり、人混みから離れた自分だけのオーディオメタバース内のキューブ空間で、仮想ペットとして飼育・観察できます。
2021年からオーディオメタバースに舵を切ったCEO井口氏「大変うれしい」
京都と米国・サンフランシスコに拠点を置く株式会社ドキドキは、2016年から音声を用いたソーシャルプラットフォームの開発をしてきました。
2021年からはオーディオメタバースに特化する方向へ大きく舵を切りました。
ドキドキのCEO兼創業者の井口尊仁氏は「オーディオメタバースで最初のNFTアートポロジェクトを立ち上げることができ大変うれしく思っています」とコメント。オーディオメタバースで提供されるNFTアートは収集可能なだけでなく、相互作用できる動的なアート作品であり、クリプトビジネス市場のパイオニアとして、さらなる挑戦をしていくとしています。
オーディオの世界には、まだ無限の可能性があります。
ドキドキはNFTアートプロジェクトを通じてオーディオメタバースにおける新たな可能性を開拓していくそうです。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000076292.html