MetaMaskを利用時に確定申告は必須?申告が必要な条件も解説

本記事ではMetaMaskを利用して仮想通貨取引を行っており、確定申告が必要となる条件について詳しく知りたい方に向けての記事です。

MetaMask利用時の確定申告で注意すべきポイント、確定申告を行わなかった場合のリスクや確定申告で失敗しないために留意すべきポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください。

MetaMaskとは?

MetaMask とは

MetaMaskは仮想通貨で使用するウォレットのでは一種です。仮想通貨を管理するのに便利なウォレットは仮想通貨の財布と例えられ、様々なサービスト連携して決済をスムーズに行うことができます。

MetaMaskはそんなウォレットの中でもイーサリアムをベースとした仮想通貨と相性が良く、イーサリアム系トークンのユーザーには必須です。またアプリ版をインストールすれば保有しているNFTの確認が手軽にできるので利便性の高いウォレットと言えます。

MetaMask利用時の確定申告で注意すべき点とは

MetaMask 確定申告 注意点

MetaMask利用時の確定申告で注意すべき点を本記事では以下の5つにまとめました。

  • 1年で20万円以上の利益が出た場合
  • 売却時に想定外の高額な利益が発生することがある
  • 利益は雑所得に該当する
  • 仮想通貨で商品を購入しても課税対象になる
  • 海外取引所を利用しても課税される

各項目の解説をします。

1年で20万円以上の利益が出た場合

仮想通貨の取引を行い1年で20万円の利益が出た場合は確定申告が必要です。仮想通貨の利益は以下の例を参考にしてください。

  • 保有していた仮想通貨の売却時に利益が発生
  • 保有していた仮想通貨と他の仮想通貨を交換した際に利益が発生
  • 購入した時より価格が上昇している状態の仮想通貨で物品やサービスを購入した場合
  • マイニング収益
  • 海外取引所での取引

以上が仮想通貨の利益例です。このような利益を合計して20万円以上であれば確定申告を行う必要があります。

仮想通貨を手放した時やマイミングで利益や収益が出た場合に税金が発生しますので、売却や決済の際は確認しましょう。

売却時に想定外の高額な利益が発生することがある

仮想通貨は売却時に想定外の高額な利益が発生する場合があります。仮想通貨はここ数年で大きな値上がりをしている銘柄も多く、購入時より価格が上昇している可能性も高いです。

例えば数年前に話題でした「億り人」のように僅かな期間でで高額な利益が発生することもあります。このようなことから保有している仮想通貨を取得した金額がわかるように、書類やデータの保管には気をつけましょう。

また仮想通貨の取引で出た損失は利益と相殺することができます。そのため1つの仮想通貨で利益が100万円出たとしても別の仮想通貨で損失が50万円であれば、実質50万円が課税対象になる金額です。

利益は雑所得に該当する

法人で事業として仮想通貨取引を行なっている場合以外、仮想通貨の取引で出た利益は雑所得に該当します。所得には雑所得以外に給与所得や事業所得などの9種類がありますが、仮想通貨はその9種類に当てはまらないので雑所得に該当し総合課税の対象です。

以下が所得の一覧ですので参考にしてください。

  • 給与所得
  • 雑所得
  • 配当取得
  • 一時所得
  • 譲渡所得
  • 利子所得
  • 事業所得
  • 不動産所得
  • 退職所得
  • 山林所得

総合課税とはこの10種類の中から対象となる所得を合計して課税される制度です。つまり仮想通貨で得た利益は給料所得などと合算されて課税されます。

仮想通貨で商品を購入しても課税対象になる

仮想通貨で商品やサービスを購入した際も課税対象として扱われます。仮想通貨で日本国内の決算をする場合は仮想通貨を一度売却して日本円に交換した後、商品やサービスを購入したととされるためです。

日本国内で何かを購入するために仮想通貨と日本円の取引をしたことと同じですので、購入した時よりも仮想通貨の価格が上がっていれば課税対象として扱われます。仮想通貨で決済を行なった際の課税対象となる所得の計算方法は以下の通りです。

  • 商品やサービスの決済額 − 仮想通貨購入時の1単位価格×仮想通貨の売却数量

海外取引所を利用しても課税される

仮想通貨で利益が出た場合、海外の取引所を利用していたとしても課税されます。海外の取引所で仮想通貨の取引を行うには日本円をビットコインなどに交換するために、日本国内の取引所を経由して海外取引所の口座に送金する必要があるからです。

逆に海外の取引所で増やした仮想通貨を日本円に換金するには、日本国内の取引所を経由する必要があります。最初に日本国内の取引所に入金した日本円の金額よりも、海外で増やした仮想通貨を日本国内の取引所で日本円に換金した時の金額が増えていればその差額が課税対象です。

確定申告を行わなかった場合に生じるリスク

確定申告 リスク

仮想通貨の取引で利益が出た際に確定申告を行わなかった場合、発生するリスクがあります。本記事ではそのリスクとして以下の2点を挙げました。

  • 延滞税が生じる
  • 加算税の支払いが発生する

確定申告を行わなかった場合、故意であったかどうかに関わらずペナルティがありますので注意しましょう。

延滞税が生じる

仮想通貨の利益が1年で20万円以上出たにも関わらず、確定申告が遅れたり確定申告の金額が間違っていることが税務調査で分かった場合は延滞税が課せられます。延滞税は最大14.6%の年利が加えられ、本来の納税金額と合わせて納付しなければいけません。

この年利は申告期限の翌日から納付した日の期間によって変わります。確定申告を忘れてしまったことに気づいたり、税務署から確定申告額の間違いがあったと連絡がきた際は速やかに行動をした方が延滞税を抑えることができる可能性が高いです。
確定申告の遅れや間違いには十分に注意しましょう。

加算税の支払いが発生する

仮想通貨の利益に対する確定申告を行わないと、前述の延滞税に加えて加算税も発生します。加算税の税率は以下の3つです。

  • 過少申告加算税:正しい申告額よりも少ない申告を行なった場合は、差額に対して最大15%の課税
  • 無申告加算税:確定申告が遅れてしまったり、忘れてしまった場合は本来の課税金額にに対して最大20%の課税
  • 重加算税:確定申告を行わずさらに仮装や隠蔽など悪質と判断された場合は本来の課税金額に対して最大40%の課税

上記のように確定申告を故意かどうかに関わらず行わないと、ペナルティを受けなければいけません。せっかく仮想通貨で利益を上げても、追加で課税されてしまっては意味がないです。

MetaMask利用時に確定申告で失敗しないためには?

MetaMask 確定申告 失敗しないために

MetaMask利用時に確定申告で失敗しないために、本記事では以下の2つのポイントを上げました。

  • 確定申告の期限に注意する
  • 不安な場合は税理士に相談する

確定申告で失敗してしまうとペナルティの課税がありますので、この2つのポイントを参考にして気をつけてつけてください。

確定申告の期限に注意する

確定申告で失敗をしないためには、確定申告の期限に注意しましょう。確定申告で多い失敗は申告額の間違いと、申告忘れと言われます。

確定申告の期限を気にせず直前に慌てて書類をまとめたりすると、計算間違えなどのミスが起こりやすいです。確定申告の期限に注意することで申告の忘れを防げ、余裕を持った書類作成ができます。カレンダーなどでスケジュールを確認し、失敗を未然に防ぎましょう。

不安な場合は税理士に相談する

確定申告の失敗がどうしても不安な場合は税理士に相談しましょう。確定申告で失敗してしまうと場合によっては多額の課税がされます。

このリスクを減らすためには費用はかかってしまいますが、税理士に相談する方法もあります。税理士によっては顧問契約以外にも、確定申告だけの依頼を受けてくれる場合がありますのでどうしても不安な方は税理士に相談しましょう。

特に初めての確定申告は、間違いなどが多いので検討しましょう。

まとめ

本記事ではMetaMaskを利用して仮想通貨取引を行っているユーザーに向けてMetaMask利用時の確定申告で注意すべきポイントを紹介し、確定申告を行わなかった場合のリスクや確定申告で失敗しないために注意すべきポイントについても解説しました。

仮想通貨の脱税は世間でも大きな問題とされています。意図せずとも申告漏れとなってしまうことも考えられるため、利益の大小に関わらず確定申告を忘れず行いましょう。

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